初めての自作キーボード
二年ぐらい前には日本で密かに流行りだしていたのは知っていて、友達のガミさんが自作キーボードのHelixを組んでいて、実際に触らして貰って結構良いなと思いつつも色々機材を揃えるのが面倒で渋っていたんですが、ついに自作キーボードを組みました。
自作キーボードを組むきっかけ
昨年の年末から徐々に普段使っているキーボードの調子が悪くなっていき、チャタリングが結構頻繁に起こるようになってきた事と身体にも気を使っていきたいと思っていたので、分割キーボードで肩こりをマシにしたいのがきっかけです
組むのに必要だったもの
自作キーボードで調べていたら大体色んな人が同じものをオススメしていて、海外の自作キーボード勢も大体同じ感じでした。ハンダゴテは圧倒的に白光のハンダゴテでした。それさえ買えば間違いないです。あとはハンダゴテ置きと耐熱マットとハンダがあれば大体事足りるといった感じです。ニッパーやピンセットも買いましたが使う場面は無く必要だったのかなぁと思いました。。
最低限要るもの
- 白光の温度調節機能付きのハンダゴテ
- ハンダゴテ置き
- 耐熱マット
- ハンダ(鉛入りのもの)
- プラスの精密ドライバー
これだけあればIris自体は組む事が出来ます!というかこれしか使ってないです!
ビルドログ
組んだのはIris rev4 で事前に抵抗などはハンダづけされているみたいで本当に必要なのは、キースイッチのハンダづけのみという初心者にはぴったりなやつでした。ただ私はもうちょっとチャレンジしたかったのでホットスワッパブルつまりキースイッチ自体を入れ替えれるようにしました。とは言ってもそれもそんなに難しくはなかったです。
届いたPCB基板はこんな感じで、すでにLEDなどがすでにハンダ付けされていて、キースイッチのみハンダ付けが必要なだけで初めての自作キーボードで分割のものであれば入り口として最適かもしれない。
昔のIrisなどのビルドログで出て来ていたPro Microはもう要らなくてすでにUSB-Cのコネクタが付いています。使っていてもげそうな感じは今の所無さそうですが、もしかしたらPro Microみたいにもげるかもしれないですね。しばらく使ってみないと分からないです。
そしてキーキャップを付け替えれるようにしたかったのでベリリウム銅を買いました。めっちゃちっちゃいんだけど、これだけで大体$50ぐらいするっていう。。。
ホットスワップに対応するためにまずは全てのキースイッチに先ほどのベリリウム銅を付けていきます。ちょっと引っかかるので爪で上手い事押し込んであげましたが、数が多くて大変でした。そして今回買ったキースイッチはGateronの赤軸にしてみました。軽いタッチで反応してスコスコとした感触ですね。クリック感はないものの結構カチャカチャ音がします。
そしていよいよ初めてのハンダ付けをしました。最初の数個はあんまり上手く付けれなかったんですが、コツを掴んでからは楽しくハンダ付けが出来ました。カメラの接写がこれ以上近付けなくて申し訳ないんですが、キースイッチを本体に付けると一つはしっかりハマるんですがもう一つが割と遊びがあるのでつまようじを使って端に寄せてハンダ付けをしていました。
そしてなんのトラブルも無く無事に全てのキーにベリリウム銅のハンダ付けが終わって、テストした所これまた特にトラブルも無く全てのキーが反応していましたw 初めはなんかのトラブルが発生するだろうなーと覚悟していたんですが、全てスムーズに進んでしまいました😂
キーマップを入れるのに苦労した
ハード側はスムーズに終わって全部のキーもちゃんと反応していたんですが、キーマップをどうやって設定するのかが良いのかがあまり分からなかったです。。最初はコマンドラインからする方法でやろうと思ったんですが、めっちゃ難しくてビジュアルで設定できる方法でキーマップをしています。
QMK Configurator にアクセスして、Keyboardを対象のキーボードに選択して後はポチポチ設定していくだけです。最初は特にわけわからんと思うので、コマンドラインでキーマップを設定するよりビジュアルで設定していく方が圧倒的に楽だと思います。色々慣れて来たり特殊な操作をしたいとなった時にコマンドラインに切り替えれば良いかなーと個人的には思いました。
自作キーボード温泉街の歩き方 ここをかなり参考にしながらキーマップを設定しました✨
現状のキーマップはこんな感じですが、まだレイヤー1,2が全然覚えられてないです。。
感想
初めてだったけども特にトラブル無くスムーズに出来たし、キーボード沼の入り口に入ってしまった感じがする。楽しく出来たのが一番大きいが、分割キーボードを最初に手を出すべきでは無いかもしれない。詳しくは次の記事で書くが色々と大変です。一方で新しいキーボード組みたいなと思いつつ今は自作USBケーブルは簡単そうだし、キットはそんなに高くなかったのでチャレンジしてみようかなと思っています。
この記事はIrisを使って書かれました。